「上半規管裂隙症候群」
昨日の病院同行で出た傷病名です。
この方は、事故後、音に対する過敏な反応の出現により日常生活が困難になっているということで、耳鼻咽喉科の診察を受けに行っていきました。
先生の説明では、上半規管裂隙症候群とは、まだ比較的新しい疾患名であり、上半規管の一部に列隙(骨欠損)が形成され、強大音聴取や圧刺激により外リンパ環流が刺激を受けてめまいやふらつきなどを起こすのだそうです。
要するに耳の内部で骨が欠損することにり、めまいや耳鳴り、難聴が起こるとのことです。
CTを撮ったところ一部骨壁が欠損している部分があるので上半規管裂隙症候群をきたす可能性があるが、めまいが出ていないのでもう少し精査する必要があるとのことです。
病院同行すると勉強になります。