以下に記す2つの診断結果は、30代男性の検査の結果ですが、同じ日に検査されました。
1つ目の病院
右 左
ラセグテスト - -
SLRテスト - -
FNSTテスト - +
徒手筋力
下肢筋力全て 5 5
筋委縮
大腿周径(cm) 40 40
下腿周径(cm) 35 35
知覚検査 正常 正常
腱反射 正常 正常
病的反射 なし なし
2つ目の病院
SLR検査左65度 Vaiiex sign陽性
徒手筋力
下肢左膝屈曲、伸展 4 左長母趾屈筋 4
左下肢S1領域のしびれ、左下肢の筋力低下、知覚障害あり
大腿周径(cm) 42 40.8
下腿周径(cm) 35.2 34.2
これは、1つ目の病院での検査結果と自覚症状の乖離に納得ができず、2つ目の病院で検査をしてもらった結果です。
同じ日の検査でも、違う病院で違う医師に検査してもらう事によりこんなにも違いが出ます。
簡単に諦めることなく、納得ができなければ粘りずよく何度も検査をし、異常所見を見つけなければなりません。
そうすることにより、後遺障害の認定が見えてくることになります。