症状
両側の上肢に痛み、しびれ
後遺障害のポイント
外傷性頚部症候群では片側の上肢にしびれが出る事が多いが、中心性頚椎損傷においては、両側の上肢にしびれが出ます。
中心性頚椎損傷と診断された多くの人は、外傷性頚部症候群である事が多々あります。
証明するには、受傷後1~2カ月以内にT2強調高輝度画像で撮影されたMRI所見や針筋電図検査で神経原生麻痺を見つける事等です。
後遺障害等級
上記の検査で証明できれば7級4号、9級10号が認められます。
等級 | 後遺障害 | 自賠責保険金額 |
---|---|---|
7級4号 | 神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの | 1,051万円 |
9級10号 | 神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの | 616万円 |