【事案】
交差点を自転車で横断中、左折車に巻き込み衝突をうける。頭部から路面に転倒、脳挫傷、急性くも膜下出血となる。
【問題点】
順調に回復が続くも、臭いがしない=嗅覚障害が明らかとなる。前頭葉に損傷が残り、嗅覚を司る脳組織がやられてしまったよう。しかし治療先の病院の耳鼻科に専門的な検査設備もなく、医師も臭いがしないことを承知しているが、検査で明らかにする必要性は感じていない。
【立証ポイント】
検査が可能な病院へ誘致する。アリナミンPテスト、T&Tオルファクトメーターで「完全脱出」=嗅覚の完全喪失を明らかにする。
重ね重ね、治療する医師の立場と障害を立証する私の立場は別物と感じた次第。
(平成25年4月)
※併合のため分離しています。