【事案】
自動車運転中に、後方より来た車に追突されたもの。
【問題点】
受傷態様が非常に大きな事故であり、何とか12級が認定されないかと方策を考える。
そのためには、MRI画像の分析と検査所見の集積による、丁寧な立証が必要である、との結論に。
【立証のポイント】
MRI撮影を依頼し、その後放射線科医に鑑定を依頼する。
著名なヘルニアの有無を精査し、著名なヘルニアの所見を得ることに成功する。
その後、ジャクソン、スパーリング、腱反射はもちろん、筋委縮検査等で所見を集積させていく。
症状固定時には医師面談を行い、後遺障害診断書にこれまでのすべての所見を落とし込んでいただくように依頼。12級13号が認定された。
(平成26年9月)