【事案】
渋滞の最後尾で信号待ちしていたところ、追突された事故。
【問題点】
地元の整形外科に通院していたが、CRPSについてはほとんどノータッチであった。本人が痛みに関して治療できる病院を探していたが、どこの病院も取り合ってくれないという状況が長く続いていた。
この傷病は、普通の整形外科では放っておかれることが多く、そうでなくてもCRPSをきちんと見てくれる病院はかなり少ないため、痛みの原因が分からず、被害者は迷走することが多くなる。
【立証ポイント】
ご依頼後すぐに専門医を紹介。治療を開始するも、痛みを抱えている期間が長かったため一筋縄ではいかない。専門医の話では、痛みを抱えている期間が長いといろいろなことが複雑に絡み合い、その痛みを解きほぐしていくのは大変とのこと。
最終的にSCS術を行うも、痛みは残存。残した症状を丁寧に診断書に落とし込んでもらうことで、何とか12級13号が認定される。