後遺障害のポイント

上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)と下腿内果下端の間の長さを測定し、健側の長さと比較して算定します。

上前腸骨棘とは、前から骨盤を見た場合に一番高い位置にくる少し出っ張っている腸骨の一部です。
下腿内果下端とは、内側のくるぶしの部分です。

メジャーなどで計測しても誤差が出ますので、左右の大腿骨、下腿骨の全長を個別にXPで撮影し、それを計測する事をお勧めします。

後遺障害等級

等級 下肢の短縮障害に関すること 自賠責保険金額
8級5号 1下肢を5センチメートル以上短縮したもの 819万円
10級8号 1下肢を3センチメートル以上短縮したもの 461万円
13級8号 1下肢を1センチメートル以上短縮したもの 139万円
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